「同窓生だより」は,愛知医科大学看護学部を卒業・修了した同窓生が,それぞれの現場でどのように活躍しているのかを紹介するコーナーです。卒業生の経験や成長が詰まった記事を通じて,在学生や他の同窓生にとって刺激や学びの機会となることを目指しています。
クリニックで活かされる大学院での学び
栂野優子さん(看護学研究科 2022年3月修了)
私は愛知医科大学大学院看護学研究科を修了し,現在は地域に根ざすクリニックで勤務しています。クリニックの看護では患者さんの生活がより身近であるため,日常生活状況をアセスメントすることが非常に重要ですが,このアセスメントの際に「自分が考えたことがなかった視点も取り入れて,何度も丁寧に考えながら結論を出す」という大学院での学びが活かされています。大学院では他にも多くの学びがあり,私にとって本当にかけがえのない財産となりました。
クリニックにおける患者さんとの関わりは短時間ですが,慢性疾患などで定期的に通院される方も多いため長期的に関わります。現在は,小さなお子さんから100歳を超える方まで幅広い世代の患者さんの生活を身近で長期的に支えることができるクリニックでの看護にやりがいを感じています。これからも大学院での貴重な学びを活かし,少しでも地域全体の健康増進に貢献できるように頑張っていきたいと思います。
※同記事は次号(2025年5月発行予定)の同窓会会報にも掲載予定です。
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