同窓生インタビュー

同窓生インタビュー:フライトナースへの道~挑戦と学びの道のり~

井上裕太さん(7期生 2010年3月卒業)

入学して感じたこと,学生生活で印象に残っていること

学生生活では,同学年の友達と毎日楽しく生活していました。勉強と実習と部活とプライベートといろいろと大変でしたが,今では良い思い出です。

学生時代の友達とは,最近はなかなか会う機会が少なくなりましたが,連絡を取り合ったりしてます。同じ志をもって一緒に勉学に励んだ友人たちはとても大切な存在です。

現在の活動,今後の目標

現在は愛知医科大学病院のEICUで看護主任として働いています。
看護実践と管理業務の両方を行っています。看護実践の面では,主に救急外来でメインに働いており,2019年度からフライトナースとしても活動させていただいています。
2022年度から看護主任として管理業務を行っていますが,日々たくさんの課題を前に闘っています。スタッフができる限り働きやすい環境を整えられるようにするにはどうしたらよいか日々模索しながらやっています。

今後については,まだ未定です。自分自身どんなことをしたいのか考えながらやってます。看護師を続けるのか,他の働き方で今までの経験を活かした働き方ができるのか模索してます。

看護学部での学びや経験が,現在の活動にどのように影響しているか

その当時はうまくできませんでしたが,患者さんやその家族としっかりコミュニケーションをとること,患者さんや家族の方の目線で物事を考える事がとても大切なことだと,働いてから改めて感じました。学生時代や働き始めてすぐは,家族看護や継続看護の重要性に気づいていませんでしたが,救急外来で勤務するようになってその大切さを感じ,日々その点を意識しながら患者さんや家族と関わるように意識してます。

救急外来に来られる患者やその家族の多くは何か不安を感じて来院している人が多いです。そういった方の思いに少しでも寄り添えるような関わりを意識して勤務するようにしています。

フライトナースになるには

入職当初は一般病棟で勤務し,その後,患者さんの急変時の対応ができるようになりたいと考えるようになり,5年目の終わりに救急外来への配属を希望しました。異動後は,救急車やwalk inで来院する患者さんの対応を行って行く中で,フィジカルアセスメントやトリアージ,臨床推論について学んでいきました。今,フライトナースとして常に心がけているのは,コミュニケーションをしっかりとること。現場では医師だけでなく,運航スタッフ,救急隊の方々,患者さんの家族と協力していく必要があります。

大変さを感じることもありますが,それ以上に周りのスタッフからたくさんの刺激を受け,常に新しい知識を得ることができること,また,向上心を持って働き続けられる環境にいることに喜びを感じています。

愛知医科大学を目指す受験生へ一言

大学生活は勉強や実習もありますが,それ以外にきっと楽しいことがたくさんあると思います。今は受験に向けて勉強など大変だと思いますが,頑張ってください。

可能性は無限大だと思います。ぜひ愛知医大でたくさんの事を経験してください。


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