同窓生インタビュー

同窓生インタビュー:国際交流が広げる未来~グローバルな視野で新たな挑戦へ~

中村遥香さん(17期生 2020年3月卒業)

愛知医科大学を選んだきっかけ,入学の決め手

愛知医科大学を選んだきっかけは,同じ敷地内に大学病院が併設しており,実習が同じ場所で行えることや,新病院設立後であり最新の設備の中で学ぶことができるところが魅力的であったからです。

入学して感じたこと,学生生活で印象に残っていること

入学して特に印象に残っていることは,同じ学部生同士はもちろん,他学部,先輩方,先生方との距離がとても近いことです。部活動や行事等で交流する機会が多いのもありましたが,初めて故郷を離れて生活する私にとって,気軽に相談出来たり遊びに行けたりする友人や先輩方がいたことでとても心強かったです。
また,先生方は私が国際交流に興味があることを知ってくださっており,看護学部で国際交流がある際にお声をかけていただけたり,自身が所属していた医療系学生団体の活動へのアドバイスをくださったりと親身になってくださいました。

短期留学の模様①(ケース・ウェスタン・リザーブ大学にて)
短期留学の模様②(ケース・ウェスタン・リザーブ大学にて)

現在の活動,今後の目標

大学病院で3年間看護師として勤務していた時,病棟や外来化学療法室で外国人の方の担当をしていく中で,言いたいことが言えないもどかしさ,伝えたいことが伝わらないもどかしさを感じていました。英語はもともと好きで話せる方ではありましたが,自分の英語力が足りていないことを痛感し,一度英語をしっかり勉強したいと思いました。
人生のどこかで海外で生活したいという夢もあり叶えるなら今しかないと思い,オーストラリアへ行くことを決めました。
現在はビザを延長してオーストラリアで英語を学びつつ,飲食店で働いています。様々な国・職業の人と話す中で,文化や価値観の違いに触れることができ,より物事を多面的に見られるようになりました。

現在,自分自身が看護師として国際的に活動するのか,保健師として地域の中で国際的に活動するのか,はたまた別の分野で仕事をするのかはまだ決めかねていますが,残りの生活でより多くの事を学び,挑戦し,今後に生かせるようにしていきたいと思います。

看護学部での学びや経験が,現在の活動にどのように影響しているか

学生時代に,アメリカのケース・ウェスタン・リザーブ大学や周辺の病院,訪問看護等を見学する機会やタイのマサハラカム大学の学生と交流する機会があり,保険制度の違いや病院や訪問看護など重点を置いている場所の違いなど様々な違いを学ぶことができました。
常に学生生活の中で国際的な視野を持てる環境にいたことで将来の選択の幅が広がり,今の自分につながっていると思います。

愛知医科大学を目指す受験生へ一言

看護師という仕事は,とても柔軟性が高い職業であると思います。病院,クリニック,訪問看護だけではなく,海外で看護師として働くこともできますしアシスタントナースなどの道もあります。
進路を決定するのは難しいことと思いますが,少しでもお力になれれば幸いです。

愛知医科大学看護学部では,現在,次の5校と学術国際交流について提携をしています。(R6.6現在)

ケース・ウェスタン・リザーブ大学(アメリカ合衆国)

マハサラカム大学看護学部(タイ王国)

シンガポール国立大学(シンガポール共和国)

オウル大学(フィンランド)

サンディエゴ大学(アメリカ合衆国)

詳細はこちら(大学HP)


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