同窓生インタビュー

同窓生インタビュー:地域住民とともに,一人ひとりが助け合いながら暮らせる社会を目指して

浅井祐毅さん(9期生 2012年3月卒業)

愛知医科大学を選んだきっかけ,入学の決め手

私にとって愛知医科大学との出会いは何気ないものでした。一つは通いやすさだったかもしれませんし,一つはそれまでの学習の程度にあっていたからかもしれません。そのため,決め手はありませんでした。
しかし,大学で勉強していく中で,さらにたくさんの出会いがありました。
一緒に学ぶ友人や先生,そして私の場合は在宅看護との出会いです。周りの仲間が病院で働くと話す中,在宅看護をやりたいと先生に相談し『出会いに行った』ことを覚えています。
入学する前の私には,そういった積極性はなく,病院で働くことを思い描いていました。そのため,今思うとその出会い方も特別だったと感じます。そんな出会いをくれるのが愛知医科大学の看護学部です。

現在の活動,今後の目標

看護学部を卒業してからは,訪問看護師として働き出しました。地域に出て,住民の生活に近い所で看護できることに魅力を感じたからです。
現在も愛知県瀬戸市にある柊訪問看護ステーションで訪問看護師を続け,昨年(2022年)には約1年間の教育課程を受講し,認定看護師(訪問看護分野)の資格を取得しました。
また,兼務として,療養通所介護という介護保険制度上の施設でも役割を担っています。

最近では,より生活に近い場所で,地域看護の手法を取り入れながらコミュニティナースとして活動を始めました。
今後は地域住民とともに,支援の関係性をこえて,一人ひとりが助け合いながら暮らせる社会を目指していきます。

地域での活動風景

看護学部での学びや経験が,現在の活動にどのように影響しているか

先述のとおり,私は大学で在宅看護に出会い,在宅看護との出会いがなければ,現在の働き方はしていません。
卒業してからすぐに訪問看護師になったのも「それいいね」と背中を押してくれた恩師との出会いがあったからだと思います。相手のことは否定せず,まず受け入れ相手のことを知る,そんなことを,身を持って学ぶことができました。これは,今でも実践し活かせていることです。

愛知医科大学を目指す受験生へ一言

看護師・保健師にも様々なアイデンティティがあります。将来,皆さんと『愛知医大』というアイデンティティをきっかけに出会ったり,話したりできることを心待ちにしております。

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